Masaの日記

Masa, gives you wings. (マサ、自由の翼を授ける。)

見るのはいいけど参加したくはないイベント「Running of the brides」

スペインではRunning of the brides(花嫁追い祭り)というイベントがある。

衣料服チェーンの「ファイリーンズ・ベースメント」という会社が

1947年から毎年おこなっている行事だ。

 

体重500kgもある牛が

向こう見ずな人間を踏みつけたり突き刺したりするのを見物するのが

スペインの「牛追い祭り」で、それにあやかったのが花嫁追い祭りだ。

 

「花嫁を追う」という表現だけ聞くと

なんだかほのぼの和気あいあいとした行事のようにも思える。

しかしながら実態はそうではない。

 

セールの早朝になると花嫁たちは

母親や友人の集団とともに店の前に行列をつくる。

中には前日の夜から並んで一夜を明かす人もいるようだ。

 

店舗の扉がひらくとともに

1000人以上ものはにかんだ未来の花嫁たちが

自分の欲しいウェディングドレスを手に入れるために我先にと走り出す。

 

そして、狂ったようにわめいたりさけんだりしながら

雑踏の中をドレスをわしずかみし次から次へとドレスを試着していき

自分にはあわなかったドレスを脇に放り出す。

そして床に落ちているドレスを店員が必死になってひろい

せっせとセールカートにもどす。

 

ーーー

 

いくらドレスが安くなるからといって

この人間性を失ってまでドレスを手に入れる行事には

仮に女性だったとしても俺は参加したくない!!

 

正直にいうと、醜くないですか?美しくない。

 

「世の中は弱肉強食なんだー!」

という人もいるでしょうが。

ドレスは別の場所でも買えるでしょうよ。

 

奮闘したあげくに群衆に踏まれて

ケガをしましたっていう治療代のほうが高くつく人もいるんじゃない?

 

ってことを考えてもやっぱり自分なら参加しないです。

「見る分」には面白そう!ですけどねー

日本にはここまで醜いイベントが存在していない(自分が知らないだけかも)

のが自分にとっての救いです。

 

Masaでした!

ではではドロン!